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マル秘!生保活用のすべて

プロが使う、相続対策で役立つ生命保険の知識!

2017年7月19日

 生命保険の話はもう「耳にタコ」と感じられている皆さん!
 保険のプロが使う、相続対策で使える生命保険の活用ノウハウをご紹介しましょう。

保険金は、”相続放棄”しても受け取れる!?

 いまは事業が順調だが、環境変化で事業が成り立たなくなれば会社借入金の返済も行き詰まり、社長は個人保証の履行を迫られて、財産を失うことにも・・・。マイナスの財産が多ければ、愛する妻や子に借金を相続させかねない状況に。そこで、そんなときでも財産を遺せる方法を伝授しましょう。
◆ 保険金受取人を妻・子にする! 相続は放棄させる!
● 不動産や預貯金など一般的な相続財産の取り扱い
 親御さんが財産を失い、借金漬け状態にあれば、相続人は「相続放棄」をして”相続権”を消滅させて親の借金を引き継がずに済むようにできます。その一方、不動産・預貯金・有価証券など(プラスの財産)があっても借金も引き継がない変わりに、財産も引き継げません。
● 保険金は特別な取り扱いで、大変有利に!

 一般的な相続財産と異なり、”死亡保険金”は相続放棄していても指定された受取人なら確実に受け取れる、特別に有利な計らいがされています。
 保険金は亡くなった親御さんの所有する「相続財産」ではなく、被保険者(親御さん)が亡くなって始めて受け取れる『受取人固有の財産』とされているために、「相続放棄」しても受け取る権利は消滅せず、保険金がもらえるというわけです。
 そこで相続税法でも、通常の相続財産とは区分して『みなし相続財産(相続税を課税するために、相続財産とみなす財産)』としています。

◆ でも、多額の相続税がかかるのでは?
 相続放棄すると相続人でなくなるので、保険金を受け取っても「多額の相続税がかかってしまう」と心配されそうです。でも心配いりません。税法上は、たとえ相続人全員が相続放棄しても、放棄しなかったものとして相続税を計算することとされています。
 たとえば、相続人が”妻と子2人”なら、基礎控除額の4,800万円(3,000万円+600万円×3人)までは”無税”で保険金が受け取れるのです。ただ、死亡保険金の非課税枠(500万円×相続人数)の計算では、相続放棄した人が受け取る分には非課税が適用されませんので、ご注意を!。

◆ 名前をつけて遺せる!
 相続時に明らかにマイナスの財産の方が多ければ「相続放棄」するか決めやすいのですが、「他人の借入金の保証人になり、その他人が返済できそうもない状況で、財産から債務を差し引くとマイナスになるようであれば、相続放棄させるしかない」といったリスクがある場合に使えるのが生命保険です。
 受取人指定の生命保険に加入し遺しておけば、愛する妻や子が保険金を受け取れるのです。財産を遺したい人(妻や子)の”名前をつけて遺せる"ため、ご自身の愛情を表現できると同時に”財産の保全”にも使える優れものというわけです。

保険金のメリットは、現金化がカンタン!

◆ 相続財産の現金化は一苦労!
 相続が発生すれば、亡くなった方の預金口座は封鎖され、相続人全員の合意がない限り引き出せません。銀行による”相続での預金封鎖”の解除には、●亡くなった方と相続人全員の戸籍謄本、●相続人の印鑑証明書、●実印を付いた遺産分割協議書や申請書などが必要で、面倒な限りです。しかも亡くなった方の戸籍謄本は、その出生までさかのぼって、すべての戸籍謄本を用意しなければなりません。
 ご高齢の方では、出生時の戸籍は戦前の旧民法の様式で、その後も結婚などで戸籍変更が行われるため、戸籍謄本を揃えるにも一苦労。相続人間の合意が整わなければ、全員の実印押印や印鑑証明書をもらうことも困難なのが現実です。

◆ 保険金は受取人自身の申請だけでOK!

 預金と異なり、死亡保険金の受取人が指定されていれば、相続人間の「遺産分割協議」はいりません。受取人単独で申請して保険金を受け取れます。亡くなったことを証明する除籍謄本と受取人の本人確認さえできれば、出生からの戸籍謄本も不要です。
 相続後は葬儀費用や、被相続人の亡くなった年の所得税など、大きな出費が増えるもの。そんな時に、すぐに現金化できる保険金はありがたい存在です。

 このように生命保険は、相続対策で活かせる他の財産にないメリットがあります。といっても、どんな生命保険でも役立つわけではありませんので、円滑な相続のために生命保険の取り扱いにも詳しい税務のプロにご相談ください。

関連キーワード: 生命保険 | 相続税 | 富裕層 | 社長 | 家計
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