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エエッ、高度障害保険金に税金がかかる?

2016年7月13日

 保険会社から保険金を受け取れば、保険金に所得税や相続税がかかってしまうことはご存じの方も多いことでしょう。では、事故などで寝たきり状態になってしまったなど、本人がご存命の時にもらえる”高度障害保険金”にも税金がかかってしまうのでしょうか。将来の生活を思えば、これに税金がかかっては非人情とも思えますが・・・。

大丈夫、所得税も贈与税もかかりません!

◆ 高度障害保険金とは?
 寝たきりの要介護状態や失明した場合などでは、死亡保険金の代わりに”高度障害保険金”を受け取ることができます。たとえば、死亡保険金5千万円の契約で、高度障害となれば同額の保険金を受け取れる結果、家族は安心して介護に集中できる状況になります。

◆ 受取人はだれ?
 ”高度障害保険金”の受取人は、被保険者本人です(会社によっては、”高度障害保険金”の受取人として家族を指定できるようです)。実際には、本人は寝たきり状態などのため、家族が代理請求の形で手続きするケースがほとんどです。

◆ 受取るときは税金がかからない! 
 ”高度障害保険金”は、医療保険の入院給付金などと同様に、”身体の傷害に対して支払われる”ため、受け取っても所得税は非課税になります。仮に受取人が本人でなく、家族の場合も同様に非課税です。
 受取人が家族のケースでも、契約者と保険料負担者は本人となるため一般的には贈与税の対象ですが、身体の傷害に関連して受け取る保険金については贈与税もかからないので、税金の心配をせずに、家族は介護だけに集中できるのです。
 ちなみに、余命6ヵ月の診断で死亡保険金の一部を生前に受け取れる”リビングニーズ特約”も同じ取り扱いです。こちらは上限3,000万円までで、必要な金額を請求できる仕組みとなっています。

でも、使いきれなければ相続税が!

 ”高度障害保険金”を受け取るときは非課税ですが、保険金を使いきれないまま相続が発生してしまうと、残額は(銀行預金として)相続税の課税対象となってしまいます。「まとまった資金がもらえて安心」と、請求しすぎないようご注意を!
◆ ケーススタディ
 ● 法定相続人 3人(妻、子2人)
 ● 死亡保険金 3千万円(A生命:1千万円、B生命:2千万円)
 たとえば、”高度障害保険金”3千万円を受け取り、相続時に半額の1,500万円が残されていれば、銀行預金としてまるまる相続税の対象になります。一方、”高度障害保険金”を受け取らずに死亡保険金をもらうケースでは、相続税法上、死亡保険金の非課税枠1,500万円(500万円×3人)が差し引け、相続税はゼロに。

◆ リビングニーズ特約などの活かし方
 生命保険契約がいくつかあるなら、介護費用などの必要に応じて、個別にリビングニーズを使った方が良さそうです。
 また”高度障害保険金”は本人のものですから、本人の生活費・介護費用などに充てる性格のものです。余裕があるからと、家族の住宅取得や保険加入などに使うことはできません。
 また、相続争い防止目的で特定の相続人に保険金を遺すために契約している保険などは、手をつけないようにしておく必要もあるでしょう。 

 

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