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今年も流行の兆し?風疹患者が千人を突破!

2018年10月24日

昨年のなんと13倍!の大流行!

 国立感染症研究所(感染研)が今月23日に今年の風疹患者数が1,289人になったことを発表しました。この数字は昨年の患者数93人の13倍超にも上り、下図(10月10日時点で、患者数1,103人の図表)のとおり、東京都を中心とした首都圏に集中的に”風疹”が大流行しているとか。2012(平成24)年から2013(平成25)年の大流行時に匹敵する規模だそうです。

◆ 風疹ってどんな感染症?
 風疹は”三日はしか”とも呼ばれ、罹ると発疹が出て発熱やリンパ節の腫れなどが現れます。罹っても子どもなら一般的に症状が軽くすみ、一度罹れば大部分の人は一生風疹に罹ることがないようです。

◆ 妊娠中の女性が罹ると大変!
 妊娠中の女性が風疹に罹ると、赤ちゃんに難聴や心疾患、白内障などの障害(先天性風疹症候群)が起こる可能性があり、このところ社会問題化しています。数年前の大流行時には45人の患者が先天性風疹症候群と診断され、そのうち11人が亡くなっています。風疹についても、日本政府の対応の遅れが目立つ結果となりました。

原因は予防接種を受けていない中高年男性に!?

 2006年以降、男女ともに1歳と小学校入学前に、はしかと風疹の混合ワクチン(MRワクチン)が接種されるようになり、若年層の患者が減りました。国内での風疹予防接種は1977年から始まりましたが、当時は何と女子限定というものでした。女子に遅れること18年、1995年になってやっと男子にはワクチン接種が実施され、30代後半以上の男性の多くは一度もワクチンを接種していないのが実態とか…。
 東南アジア諸国などワクチン接種が未導入の国々へ旅行し、その後風疹に罹るケースも増えているようです。

◆ 女性も妊娠後では遅すぎる…
 女性は妊娠後の血液検査で”風疹抗体の有無”をチェックしますが、妊娠後はワクチン接種ができないので、その時わかっても遅すぎることに…。「夫から妻にうつした」といった悲劇にならぬよう、”予防接種の記録がない、罹った記憶がない”ような方は早いうちにカップルで予防接種を受けておきたいものです。

◆ 助成を始める自治体も…
 子どもの予防接種は無料でも、大人は約1万円もかかるとか。
 「職場に妊婦はいるが、自腹は切りたくない!」と予防接種に二の足を踏む男性もいるようですが、「インフルエンザに罹ったが、出社する」のと同じことで、お金には換えられません。
 すでに首都圏の自治体には一部助成を始めたところもあり、会社で予防接種を受けさせ福利厚生費として負担しているケ-スもあります。感染リスクと影響を考えれば、国で義務化して全員接種させるべきという声も…。

 実際、欧米諸国と比べると、日本で義務付けられている予防接種の種類はとても少ないのが現実です。また、ショッピングセンターなどの場所で、休日でも接種できる機会を設けている国までありますが、日本では親が病院を予約して接種させるしかありません。
 少子化が進みながら、こんな状況では”予防接種後進国”といわれても仕方ありませんね。

関連キーワード: 風疹 | 予防接種 | 感染症
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