感動相続

文字サイズ大中小

ニュース&トピックス

トランプ大統領は億万長者番付でルーザーに!

2017年10月25日

 日本の株式市場は日経平均株価が久しぶりに2万3,000円台乗せとなり、統計上は長期間、景気の良い状況が続いているとされているものの、庶民にとっては実感の乏しい景気回復のようです。そんな日本の状況はさておき、たまには超お金持ちの懐具合を覗いてみましょう。

フォーブス400入りした米億万長者のプロファイル

 長者番付で知られる米フォーブス誌は、このほど「2017年版米億万長者番付フォーブス400」を発表しました。なお、ここで用いた資産は「資産から負債を差し引いた純資産額」で、所有株式は9月16日現在の株価で試算しています。
◆ トップ400人の資産総額は約300兆円にも!
 フォーブス誌によれば、ランク入りの米国のマルチビリオネア(1,000億円長者)400人の資産総額は(たった一年で12%強も増えて)2兆7,000億㌦(297兆円)にも上っています。この資産を世界各国のGDP(国内総生産)と比較すると、「世界第5位、英国の2016年名目GDP(国内総生産)を超える」ほどの富ということに。
 ランク入り400人の平均は67億㌦(7,370億円)だそうで、この平均額は、世界第71位、ウズベキスタンの名目GDPを超えています。つまり、ウズベキスタン換算なら400ヵ国分のGDPに相当する規模なのです。
◆ トップ400の72%が財産を増やした!
 全米億万長者400人のうち289人が前年比で財産を増やし、一方、51人が減らしており、5対1の比率で財産を増やした長者が多かった結果となりました。これは株式市場の強さ(株価の上昇)が大きな要因で、2016年のトップ400との比較をS&P500(代表的な株価指標)でみると、一年間で約17%上昇した計算に。
◆ トップ20はほとんど変化なしだった!
 2017年の全米億万長者20人は昨年6位にランクされていたマイケル・ブルームバーグ(ブルームバーグ創業者)が8位に、また、同19位だったジョージ・ソロス(ヘッジファンド経営者)が20位に落ちた程度の波風の立たない穏やかな番付でした。

トップ10は過去一年で最低10億㌦も財産を増やした!?

 全米長者トップ10は、たった一年間で、最低でも10億㌦(110億円)もの財産を増やしています。増えた額だけでも日本人の生涯給与50年分位になりますね。
◆ 24年連続トップは、ビル・ゲイツ                  資産総額890億㌦
 世界一気前の良い男としても知られるビル・ゲイツ(61歳、マイクロソフト社共同創業者)が、”資産総額890億㌦(9兆7,900億円)”で、24年連続全米長者トップの座に輝いています。世界中で寄付を重ねているものの、いくら寄付しても財産が減らないことも驚きです。実はこの一年で彼は80億㌦(8,800億円)も資産を増やしています。
● 経 歴
 彼は、1975年にポール・アレンと共に創業したマイクロソフト社の取締役会メンバーに今も名を連ねています。最近の話としては、2016年後半に20人の人々とブレークスルー・エネルギー投資ファンドの立ち上げを発表し、新エネルギー分野への関心の強さもみせています。まだまだビジネス界から離れたわけではなさそうです。
● 関心事
 ビル・ゲイツは現在、メリンダ夫人と共に、個人では世界最大の慈善財団、”ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団”の運営活動にウェートをかけています。財団は、世界の人々の生命を救い、健康問題の改善などの社会貢献活動を行うと共に、国際ロータリーと共にポリオ(小児マヒ)撲滅運動も行っています。

◆ 第2位にはアマゾンドットコムのジェフ・ベゾス!           資産総額815億㌦

 日本では安い価格での配送個数があまりにも増え、配送を引き受けていたヤマトが最終的に価格引き上げに動いた、ネット販売で急成長を遂げ続けるアマゾンドットコムの創業者、ジェフ・ベゾス(53歳)が、わずか一年で145億㌦(1兆5,950億円)も増やし、”815億㌦(8兆9,650億円)”で2年連続で第2位の座を維持しました。彼は、昨年の200億㌦(2兆2,000億円)増と合わせると、たった2年で345億㌦(3兆7,950億円)もの財産を築き上げたことに。
● 経歴&関心事
 彼は元々プリンストン大学を卒業後、ヘッジファンドで働いていました。1994年に米シアトルでガレージで、オンラインでの書籍販売会社、アマゾン社を創立しました。現在でも、同社株式を約17%も保有しています。ですから、業績が伸びれば株価も上昇し、彼の財産も増える一方というわけです。
 ちなみに、彼は宇宙旅行にも情熱を持ち、ブルー・オリジンという、再利用可能な宇宙ロケット開発を行っています。その一方、2013年にはワシントンポスト社(新聞)を2億5,000万㌦で買収しています。
● エピソード
 アマゾン社株式公開の一年後、つまり、自社株の売却で大金持ちになった頃、彼はまだアパート住まいで、デスクは彼が古いドアを利用して手作りしたものを使っていました。何となく人柄が見えそうです。

◆ 第6位には、コークインダストリーを共同経営するコーク兄弟が!   資産総額各485億㌦
 日本ではほとんど知られていませんが、永年、コークインダストリーを兄弟で経営する兄のチャールス・コーク(81歳、CEO兼会長)と弟のデヴィッド・コーク(77歳、副社長)が仲良く同額の485億㌦(5兆3,350億円)で6位にランクインしています。2人の財産を合わせると970億㌦(10兆6,700億円)となり、実はトップのビル・ゲイツを1兆円近く上回る資産規模となります。
● 知られざるコークインダストリーとは?
 同社は1967年以来、全米で2番目に大きなプライベートカンパニー(非公開会社)で、パイプライン、化学、紙タオルなどさまざまなビジネスのコングロマリットを形成し、総売上高では1,000億㌦(11兆円)をあげる巨大企業です。
 コーク兄弟の父、フレッド・コークが1940年に創業し、重油を精製してガソリンを生産する方法を改善し発展の道を拓きました。兄弟は、1983年に他の2人の兄弟から自社株を購入し、現在それぞれ42%を所有しているとか。
● 経歴&関心事
・チャールス(兄)
 チャールズは刑事裁判改革の提唱者で、コークインダストリーでは就職活動に際して犯罪歴を尋ねないそうです。また彼は、自由主義カトー研究所、ヘリテージ財団、アメリカ企業研究所など数多くのシンクタンクを設立しています。
・デイヴィッド(弟)
 デイヴィッドはMIT(マサチューセッツ工科大学)時代はバスケットボールのスター選手として活躍し、MITのゲームで最も得点をあげた記録を46年間保持しています。また彼は有名な慈善家で、ニューヨークのリンカーンセンターやメモリアル・スローン・ケタリングがんセンターに多額の寄付をしています。特異な経歴としては、1980年に自由党の副大統領候補に出馬をしています。

全米長者トップ20をみてみよう!

◆ トランプ大統領は第248位にランクイン 
● 米第45代大統領のドナルド・トランプ(71歳)                資産総額31億㌦
 過激発言で世の中を賑わしている彼は、前年比で6億㌦(660億円)も財産を減らして、31億㌦(3,410億円)でした。ニューヨークマンハッタンの中心部に所有する6つのビルの価値は最近落ち込み、また高額な訴訟費用と資金を要した大統領選挙などのすべてが同氏の財産の減少に貢献する結果となりました。とはいえ、今年1月には米史上初の億万長者の大統領に。

● EVの雄、イーロン・マスク(46歳)は第21位に!         資産総額208億㌦
 EV(電気自動車)で有名なテスラモーターズを経営する傍ら、宇宙ロケット開発のスペースX社(時価200億㌦(2兆2,000億円))の設立やペイパル社(2002年、イーベイ社に14億㌦(1,540億円)で売却済み)を共同設立するなど、本業以外にも多才を発揮してさまざまな分野に乗り出しています。
 彼はAI(人工知能)の起こりうる危険性を警告しており、この点ではフェイスブックのマーク・ザッカーバーグは反対意見をツウィートしています。

関連キーワード: 富裕層 | 社長 | 億万長者番付 | フォーブス
お問い合わせは
「英和コンサルティング株式会社/英和税理士法人」まで
無料相談受付中 相続のことならお任せ 03-3491-3811(代) 営業時間/9:00~17:30 定休日/土、日、祝日
メールフォームでのお問い合わせホームページはこちら
おすすめ記事
よく読まれている記事
PAGE TOP