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噂の”クラウドファンディング”ってなに!?

2017年4月19日

 インターネットを通じて資金集めができる”クラウドファンディング”が若い起業家や創業間もない経営者の間で広まりつつあります。この”クラウドファンディング”、耳にしたことはあってもその種類や仕組み、メリット、デメリットなどについてはよくわからないという人も多いはず。
 ひょっとすると、あなたも使えるかも知れない”クラウドファンディング”についてご紹介しましょう。

クラウドファンディングとは?

◆ クラウドファンディングの仕組み
 クラウドファンディング(Crowdfunding)とは、「群衆」や「大勢」を意味する「Crowd」と、「資金調達」を意味する「Funding」を組み合わせた造語で、インターネットを通じて、資金の借り手と資金の出し手をマッチングさせる仕組みをいいます。この仕組みを利用して個人や法人が事業のプロジェクトやアイデアを紹介し、それを支援、賛同する人や企業から資金を集めることができます。
 矢野経済研究所の推計によれば、クラウドファンディングの国内市場規模は2016年が約478億円で、前年(約363億円)比で約1.3倍の成長を見込んでいます。

◆ 具体的な資金調達の方法は?
 つぎのような手続きに則って資金の募集を行います。
(1) プロジェクトの登録・審査
 クラウドファンディング運営会社(プラットフォーム)に、達成したい目的、内容や目標金額などの必要事項を申請(登録・投稿)して審査を受けます。
(2) プロジェクトの公開
 審査通過後に、プロジェクトを公開し、支援者から資金を集めます。プロジェクトに載せる文章、写真などの素材、見せ方の工夫などによって、集まる資金が違ってくるようです。
(3) プロジェクトの終了
 目標金額を達成したケースでは、クラウドファンディング運営会社(プラットフォーム)への手数料(調達金額の5~20%)を差し引かれた金額が支払われます。一方、目標金額未達成のケースでは支援者に返金され、プロジェクトは終了となります。
(4) 支援者へのお礼
 プロジェクトが終了した後のフォローもとても大事で、支援をすることで得られる特典があるケースでは必ず実行する必要があります。

クラウドファンディングの種類と仕組み、そしてメリットは?

クラウドファンディングは大きく「購入型」「寄付型」「投資型」の3つに区分されます。
● クラウドファンディング「購入型」
 支援者から集めた資金をもとに事業を展開し、その事業によって完成した商品やサービスを支援者の支援金額に応じ提供する仕組みです。
 ・メリット:自分にとって魅力的と思える商品やサービスがいち早く入手できること。
 ・デメリット:商品やサービスが完成しなかったり、完成しても期待通りのタイミングで提供されない。

● クラウドファンディング「寄付型」
 支援者から寄付を募り、資金を集める仕組みで、基本的に支援者に対して寄付の見返りは発生しません。主にボランティア、災害復興、海外の難民救済等に財政的支援等に利用され、支援者にはメールやはがき、HP上でお礼を受けることになります。
 ・メリット:多くの寄付案件を比較して、意向に沿った寄付対象を見つけることができる。
 ・デメリット:運営会社や寄付金を集めている主体が詐欺的に資金を集めているケース。
       (滅多にないと思われます)

● クラウドファンディング「投資型」
 支援者が資金を出す見返りに事業から得られる利益の配当を受け取る仕組みで、これまで難しかった個人への投資も開かれているようです。「投資型」は、さらに貸付型・ファンド型・株式型に分けることができます。
 ・メリット:プロジェクトの成功度で高配当が期待できる。
 ・デメリット:プロジェクトの業績が悪ければ水の泡となることも。

クラウドファンディングの活用は慎重に!

 資金を必要とする方にとっては、クラウドファンディングによる調達はこれまでなかった資金調達の選択肢であり、可能性を広げるものです。だからといって安易に資金調達を行い、当初の目的を達せられなかった場合には不特定多数の支援者のクレームに直接、間接的に対応しなければならず、インターネットを利用しているだけに急速な信用・評判の低下は免れないことは肝に銘じるべきでしょう。

 次回は、税金の面からこの”クラウドファンディング”を掘り下げてみましょう。

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