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資産形成プロジェクト

海外投資をされている方、国外財産調書の提出をお忘れなく!

2015年3月4日

 国外財産調書の提出期限まであと2週間。昨年は5,539件の提出でしたが、罰則規定がスタートする今年からは提出件数は増えると見込まれています。

提出義務はだれに?

◆ 確定申告書の提出が不要な方も!
 国外財産調書の提出は、前年の12月31日現在、時価で5千万円超の国外財産を保有する居住者の方に義務付けられています。提出期限が確定申告書と同じなので勘違いされている方もおいでのようですが、サラリーマンであっても親御さんから国外財産を相続した方など、確定申告書を提出する必要がない方でも国外財産調書の提出は必要になります。
◆ 国外財産かどうかは、ここをチェック!
 調書には、国外にある財産の種類、用途、所在、数量、価額(時価)を記載しますが、預金や有価証券は”国外の判定”が特殊なので注意が必要です。
● 預 金
 預入先の銀行の支店が国外にあれば国外財産とされます。たとえば、××銀行ニューヨーク支店に預金口座があるようなケースでは、円預金であっても国外財産となります。
● 外国株式、外国債など
 国外財産と思いがちですが、その口座を開設している証券会社等の支店の所在地が国外であれば”国外財産”と判断します。国内の証券会社の口座で保有する外国債などは申告する必要はありません。
 国内の金融機関であれば、国税庁で調査も可能なので、あえて申告させる必要がないということでしょう。

国税庁のQ&Aより抜粋

 国税庁が公開している国外財産調書制度Q&A集から、気になる点をまとめてみました。
◆ 財産及び債務の明細書を提出している場合でも提出が必要ですか? 
 年間所得2千万円超の方が提出する「財産及び債務の明細書」には、国外財産の記載は必要ありません。つまり、国外財産については別途国外財産調書の提出が必要になります。
◆ 国外財産調書に記載する財産の価額は、その年の 12 月 31 日の時価でなければならないのですか?

 国外財産調書に記載する国外財産の価額は、その年の 12 月 31 日における「時価」又は時価に準ずるものとして「見積価額」によることとされています。
 時価がわからない不動産の見積価額の算定方法としては、外国の固定資産税に相当する税金の課税標準額や取得価額をもとに価額変動を見積もって計算した価額などと案内されています。実際にはかなり大変ですが。
◆ 国外財産を相続した場合について教えてください。
 引き継いだ財産について12月末現在の時価で判断します。遺産分割協議が固まっていない場合は、法定相続分で按分して5千万円超かどうかを判断することとなります。
◆ 国外財産を借入金で取得した場合、取得元本から差し引いていいのですか? 
 国外財産の時価の算定では借入金は差し引くことはできません。財産だけで5千万円超であれば、提出が必要となります。
 
 今年の提出期限は3月16日月曜日です、提出もれにならないようご注意を! 

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