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相続&贈与

たった1本の生命保険で相続対策が水の泡に!?

2017年7月5日

 2015年の相続税大増税で、個人的に相続税の節税対策を講じられている方も多いのでは。ところが、うっかり入った一本の生命保険のせいで、多くの相続対策が意味のないものになってしまうことが。

一本の生命保険のおかげで、仇となった相続対策!

◆ 孫が受取人の死亡保険金にご注意!
 生命保険金の税金の取り扱いは複雑で、保険料を誰が負担したか、保険金を受け取る人は誰かで、課税関係が変わってしまうのです。可愛い孫には、少しでも財産を遺したいと思うのが、親心ならぬ”ジジ・ババ心”です。
 良かれと思って「自分が保険料を負担して、自分に保険をかけて、死亡保険金の受取人は孫に」しておくと、保険金は確かにお孫さんが受け取れますが、その一方で、お孫さんに相続税がかかってしまうのです。

◆ 孫の相続税は2割増しと高額に!
 孫養子や遺言などで相続の際に財産をもらう孫の場合、法定相続人の子どもと違って”相続税は2割増し!”で負担することに。いまは最高税率が55%ですので、最高66%(=55%×1.2)、つまり相続で受け取る財産の3分の2を税金として納めなければならない計算に!

過去の生前贈与にも相続税が!

 ちょっとした富裕層の方では、高率の相続税負担による財産の目減りを避けるために「子ども(一世代)を飛ばして、孫への生前贈与で相続対策」をするというのは、よく見受けられます。
そんなケースで、生命保険金を孫が受け取って相続税の対象になれば、事前対策で終わっていた贈与についてもつぎのようなデメリットが生じることに。
● デメリット1:相続発生前3年内にした孫への贈与にも”相続税”が課税!
● デメリット2:その相続税は”2割増し”に!
 せっかくの相続対策がすべて水の泡となるばかりでなく、対策をしなかった場合よりも相続税が増えてしまうリスクすらあり得ます。

対策後も定期的に状況把握を!

 相続対策をしているなかで、ご自身で良かれと思って前述のような生命保険に加入されていませんか?
”過去に勧められて生命保険を使った相続対策をされた”方は、その後定期的に状況を確認されていますか?

 相続対策は財産の全体像や相続人の状況などを把握した上で実行するのが重要で、実行後も資産状況や家族関係の変化に合わせた見直しが大切なのです。財産を他人にオープンにするのは気が進まないこと自体が"落とし穴"といえます。相続のプロの税理士なら、医師に身体を見せるのと変わりません。財産をはじめすべての情報をオープンにして、対策の見直しをされるようお勧めします。

 相続税の大増税によって富裕層だけの問題とはいえなくなった今、相続について見直す良い機会です。一度相続・贈与対策専門の税理士に相談してみてはいかがでしょうか。 

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