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「お墓までは無理!?」最近のお墓事情!

2017年3月29日

 前号で「死後離婚」について取り上げましたが、死後離婚の要因のひとつとして「お墓の問題」が存在することをご紹介しました。つまり、亡夫のお墓(夫の実家の代々のお墓)には入りたくないと感じている妻が大変多いのです。そこで今号では「お墓」に対する夫婦間の認識の違いや最新のお墓事情についてご案内します。

「偕老同穴」について男女ではこんなにも意識に違いが!

 近年、家族のあり方やライフスタイルの多様化から、お墓に対する意識にも変化があるようです。夫婦が一緒に老い、死後は同じお墓に入ることを意味する「偕老同穴(かいろうどうけつ)」という考え方を、必ずしも支持しない女性が少なくないことが民間会社の調査でわかりました。
 第一生命経済研究所が60歳~79歳までの夫婦を対象とした調査によれば、「夫婦で同じお墓に入るべき?」との質問に、「あまりそう思わない(10.6%)」・「そう思わない(7.3%)」合わせて17.9%が”夫と(妻と)一緒はイヤだ”と回答しています。(下図参照)
 さらに男女で比較すると、くっきりと意識の違いがみえてきます。「あまりそう思わない」「そう思わない」と回答した女性は23.1%(男性:12.6%)もいて、なんと女性の4人に1人は「夫と一緒のお墓はイヤ!」という驚きの回答が。
 妻にとっては「めったに帰らない地元のお墓に入りたくない」「夫との両親と一緒はいやだ」「夫と仲が悪かったのであの世まで付き合いたくない」などの声があるとか・・・。「死後離婚」も増えるわけです。

2人に1人は「自分の墓も無縁墓になる」と思っている!?

 少子化、核家族化で、お墓を引き継げない家が増えていて、「どうすれば無縁墓を防げるか」という質問には、回答は二分されました。
● 期限付きのお墓にして、引き継ぐ人がいなければ期限後に合葬する ⇒ 35.3%
● 寺や教会などが子孫に代わって管理する ⇒ 33.4% 

 また、2人に1人は、「いつかは自分の墓も無縁墓になる」と回答しています。意外なのは、子どもがいる人でも過半数が「無縁化する」と回答していること。年齢、子どもの有無にかかわらず、無縁墓は差し迫った問題になってきました。
 「永代供養を頼んでおけばいいのでは?」と思われがちですが、永代=永久ではないのです。お寺もお墓の維持管理費用がかかるため、永代供養料の対象期間は30年、50年など期限付きです。対象期間が過ぎて関係者が残っていなければお墓は取り壊されることに…。

お墓の最新事情 

 従来型のお墓の代わりに、管理が必要ないお墓が登場しています。子孫の負担にならないよう、子どもがいても新しいお墓を選択する高齢者も増えているようです。
◆ 共 同 墓
 血縁を超えた者(他人)同士が埋葬され、ロッカ-式納骨堂タイプが中心です。
 費用は数十万円からとお手頃。
◆ 散   骨
 海や川に遺骨や遺灰を撒く方法です。費用は5万円程度からと、さらにお手頃に。
◆ 宇 宙 葬
 人口衛星搭載のロケットを打ち上げ、地球の周りを最長2百数十年間周回するプランの標準費用は約100万円とか。その他、月に運ぶプランや深宇宙(行ける所まで)まで運ぶプランもご用意。
◆ 樹 木 葬
 墓石の代わりに墓標として花木を植え、遺骨を埋めます。相場は50万円前後。
 桜の大木の根元に埋葬する「桜葬」という方法もあるようです。

関連キーワード: 老後生活 | お墓 | 無縁墓 | 葬儀
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