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相続&贈与

えっ、これも贈与?”みなし贈与”ってなに!?

2016年1月27日

ご存じですか!贈与税の対象になるものを

 贈与は、「もらい手(相手)に無償で財産を贈る意思を伝え、相手が了解する」ことで成立します。現金や財産が動いたとき(=贈与)と思いがちですが、気づかぬうちに”税務上の贈与”とされるケースも。
あとで”贈与と認定”されれば、贈与税がかかることもあり、要注意です。
 さて、つぎのうち贈与となるのはどれでしょう?
 □ 夫が保険料を払ってくれた養老保険の満期保険金を、妻(受取人)が受け取った。
 □ 夫が保険料を払ってくれた個人年金契約で、妻(受取人)が年金を受け取った。
 □ マイホームの資金は夫が全額負担したが、登記名義は妻と1/2共有にした。

 □ 親から時価5,000万円のマンションを、2,000万円で買い取った。
 □ 親に300万円借りたが、返済しないままになっている。
 □ 建設後1年以上たってから、子の住宅ローンの返済を親が支払ってくれた。

うわ~、きつう~! みなし贈与!

 上の6つのケースはすべて”贈与”になります。こうした間接的な贈与を”みなし贈与”といい、贈与税がかかってきます。
 具体的に検討してみましょう。
◆ 保険料を払っていない人が受け取る保険金など
 自分で保険料を支払っていない人が満期保険金などを受け取ると、”贈与税”がかかってきます。毎年の保険料が贈与税の基礎控除以下でも、保険料を贈与した扱いにはなりません。こうしたケースでは多額の贈与税が生じることが多いので注意が必要です。
 また、被保険者(夫や父)などが相続となり受け取る”死亡保険金”は、「相続財産」として相続税がかかります。
◆ 実際には資金を負担しなかった人の”不動産の持ち分”は
 不動産の登記名義は、負担したお金の割合で共有登記などとするのが原則です。奥さまが資金負担していないのに夫婦で1/2ずつ登記すると、妻名義の1/2の持ち分が夫から妻への贈与になります。結構、多額の贈与税に。
◆ 時価より低い金額で不動産などを譲ってもらったとき
 本来の価値より低い金額で親から買い取れば、「時価との差額」部分は贈与とみなされます。これまた、贈与税は多額になりがち。

◆ ”ある時払いの催促なし”の借金は
 こうした借金は、”返す必要のないもの”としてまるまる贈与税の対象に!
◆ 親が子の借金を肩代わり
 ありがちなケースで、当初1~2年ほどは子が銀行ローンの返済を続け、税務署から”購入資金のおたずね”がきた後に親がまとめて銀行ローンを返済してしまうやり方です。もちろん、ローン返済の肩代わりは「子に現金をあげた」のと変わりませんので、贈与となります。

贈与税の基礎控除の落とし穴!

 贈与税の基礎控除額は一年間で110万円です。つまり、暦の年の1月から12月までにもらった金額の110万円以内なら贈与税がかからないという制度です。
 意外な盲点としては、この非課税枠は一年間にもらう側の合計金額で判断する点です。贈与する側はもらい手(妻、子、孫など)が一年にいくらもらったかなど知るよしもなく、110万円を超えてしまって贈与税がかかってしまうケースも。今年、年末までに「孫に110万円贈与しよう!」という方は、親から贈与やもう一方のおじいちゃん、おばあちゃんからの贈与の可能性の有無まで確認しておく必要があります。

 「こんなことをしたら贈与になるのか?」とご心配な方は、感動相続!事務局に気軽にご相談ください!

関連キーワード: 家計 | 贈与申告 | 贈与税 | 贈与 | みなし贈与
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