感動相続

文字サイズ大中小

相続&贈与

相続税調査件数横ばいでも海外資産への監視が厳しく!

2012年12月5日

■ 相続税調査は、件数、申告漏れ金額ともに横ばいに!

 国税庁は、2011年度(2011年7月から2012年6月まで)に実施した「相続税の実地調査の状況」を発表しました。調査結果によれば、実地調査件数は1万3,787件と前年度(1万3,668件)比でほぼ横ばいでした。とはいえ、実地調査されると8割強(80.9%)で申告漏れなどが見つかっています。ちなみに、この申告漏れの指摘割合は前年度が82.5%だったため、これでも指摘される割合は減っていることに。
◆ 1件当たり脱税額は、サラリーマンの年収
  に匹敵!
 申告漏れ金額の総額は3,993億円(前年度3,994億円)で、1件当たり2,896万円(前年度2,922万円)と高額に上っています。この申告漏れ分の追徴(相続)税額は757億円(前年度797億円)で、1件平均でも549万円(前年度583万円)とサラリーマンの年収相当でした。
◆ 申告漏れは、”現金・預貯金等”に集中!
 一方、申告漏れ相続財産では、”現金・預貯金等”が1,426億円(前事務年度1,332億円)と断然多く、続いて有価証券(株式、債券など)が631億円(前事務年度631億円)、土地630億円(前事務年度719億円)の順に。
 少子高齢化による需要の減少や景気低迷の影響による土地の資産価値の減少とともに、先行きに不安を覚え流動性の高い現金・預貯金等で資産を保有する方が増えたため、申告漏れ財産もこうした流動性の高い財産を隠すといったことになったのでは。

■ 海外資産への監視が厳しくなっている!
 前年度比横ばい結果となった相続税調査ですが、海外関連資産については”運用の国際化”への対応として、調査が強化されつつあります。

 海外資産の実地調査件数は741件(前年度695件)で、そのうち14.9%(前年度16.6%)にあたる111件で申告漏れ等が発見されています。
 これだと大したことなさそうに見えますが、海外資産の申告漏れ金額は72億円(前年度59億円)で、1件平均では6,478万円(前年度5,047万円)と、申告漏れ1件平均額は国内財産の2倍以上もの金額でした! 
 税収不足が取り沙汰される中、今後海外の税務当局との情報交換などが活発化し、海外資産の監視は厳しくなることが予想されます。「資産を海外においておけば分からないだろう!」なんて安易な考え方をしていると、痛い目にあうことになるかも! 

■ “申告しなくてもバレやしない”なんてありえない!

 一部では、“申告しなくてもバレやしない”なんて甘いことを考えている方もいるようですが、そうはいきません!国税庁は脱税摘発のため、無申告者に対する調査も強化しています。
 無申告者に対する実地調査件数は1,409件と、前年度の1,050件から3割以上も増加しており、申告漏れ等を指摘された件数も932件と前年度比で20%近く増えています。
 調査を受ける件数自体が増えており、調査を受ければ3件に2件が何らかの指摘を受ける状況となっています。やはり適切に申告し、適切に税金を納めるのが一番ということでしょう。

  相続では事前にしっかりとした準備(対策)
さえしていれば、無申告や調査で指摘されるようなことは十分避けられます。同じように見える相続税の申告書でも、有能な税理士が作成したものと経験不足、知識不足のプロが作成するのとでは大違いの結果に。相続でお悩みやお困りのことがあれば、何はともあれ感動相続!事務局を!

関連キーワード: 相続税 | 贈与税 | 相続対策 | 富裕層 | 社長 | 贈与
お問い合わせは
「英和コンサルティング株式会社/英和税理士法人」まで
無料相談受付中 相続のことならお任せ 03-3491-3811(代) 営業時間/9:00~17:30 定休日/土、日、祝日
メールフォームでのお問い合わせホームページはこちら
おすすめ記事
よく読まれている記事
PAGE TOP