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充実ライフ!

歯のケアをサボると、認知症リスクが2倍に!

2020年4月22日

 健康な体を維持するには適度な運動習慣と充実した食生活が欠かせません。食事は栄養バランスも大事ですが、よく噛んで食べることが重要で大切で、そのためには”健康な歯”が必要に。

日本人は”自分の歯”への関心が高い!?

 厚労省と歯科医師会が推奨している「8020運動」をご存じですか?これは「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という運動です。楽しく充実した食生活を送るには、「すべてのライフステージで”健康な歯”を保つ」ことがキーワードです。では、実態をチェックしてみましょう。
◆ 8020達成者は約半分!
 厚労省が行った直近の調査(2016年)によると、80歳で20本以上の自分の歯が残っている方は51.2%(下図参照)と半分強に上っており、前回調査時(2011年 40.2%)よりも10ポイント以上も上昇しました。
調査のたびに達成者割合が上昇しており、高齢者の歯への関心の高さがうかがえます。

◆ 国際的にも日本人の歯は健康!?
 日本人の歯の喪失割合(注)は10.28%で、国際的にみても低い割合を示しています。
「平均寿命と自分の歯を保つこと」は密接な関係があると言われており、世界の長寿国ニッポンに一役買っているかもしれません。
 (注)65歳から74歳までの歯のない人の割合(無歯顎者)で、WHOの指標。

よく噛むことで得られる効果は?

 健康な歯があれば噛む回数も増え、おいしく食べられ、食事は楽しい時間になることでしょう。
ところが、現実には調理方法の工夫や新食材の開発などで柔らかい食べ物が増えたことが原因で、噛む回数が減少しているとか。
 「8020運動(8020推進財団)」では、”よく噛むこと”でイラストのような8つの効果が期待できるとしています。それも、子どもからシルバー世代まで。
● 脳の働きを活発に!  ● 味覚の発達を促進!  ● 歯の病気予防と口臭を減少!
● ストレス解消に!   ● 胃腸が元気に!    ● がんを防ぐ!
● 肥満を防ぎ、生活習慣病を予防!         ● 発音がきれいに、表情が豊かに!

 また、よく噛むことで唾液の分泌量が増加し、虫歯予防・消化吸収・細菌やウィルスの殺菌などの効果が期待できるのです。

歯がなければ、認知症リスクが約2倍に!

 では、自分の歯を失ってしまったときの恐ろし~いデメリットをご紹介しましょう。
◆ ”認知症リスク”は約2倍に!
 65歳以上の高齢者では、歯がほとんどなく義歯を使用していない人、あまり噛めない人、かかりつけ歯科医院のない人は認知症発症のリスクが高くなる(注)ことがわかりました。具体的には歯がほとんどないのに義歯を使用していなければ、20 本以上歯が残っている人の 1.9 倍も認知症発症リスクが高い結果に!
 これは4年間にわたる4,425名の要介護認定データから、認知症が発生するまでの日数、歯の本数、咀嚼能力、かかりつけ歯科医院の有無の関係を調査した結果で、噛めなくなることによる咀嚼能力の低下が脳の認知機能の低下を招いている可能性が示唆されているとか。つまり、歯がなくなっても義歯を入れてかむ力を保てれば、認知機能は必ずしも低下しないとも言えそうです。
 (注)神奈川歯科大学が愛知県の高齢者を対象に行った調査(2003年)。

◆ ”転倒リスク”も2.5倍に!
 認知症リスクばかりでなく、自分の歯が19本以下で義歯を使っていなければ、20本以上の方と比べて転倒リスクが2.5倍高いことが明らかになっています。ヒトは頭部が重いために身体の重心が上半身にあるため、歯の喪失や義歯未使用での”咬み合わせの喪失”が最終的に身体の重心が不安定となり、転倒リスク上昇の可能性につながっているようです。
 高齢者は転倒による骨折が原因で寝たきり生活に陥る可能性が高くなるので、注意が必要です。

 加齢とともに噛む力や飲み込む力が衰えるのは仕方ありませんが、正しいケアで口の中の清潔を保って口腔機能が回復すれば正常な味覚が戻り、身体だけでなく食べる楽しみといった心の健康にもつながります。若い世代から正しいケアを身につけ、いつまでも元気に自分らしく生活してもらいたいものですね。

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