感動相続

文字サイズ大中小

充実ライフ!

誰もが罹る白内障、最後は”検査と手術”が決め手!

2017年11月1日

 加齢性の白内障は、50歳代でざっと半数(37~54%)が、60歳代だと3分の2(66~83%)、70歳代で9割がた(84~97%)で、80歳以上だとほぼ100%が発症するとか。また、40歳代でも発症するそうで、加齢による発症以外では、アトピーや糖尿病などの疾患やステロイドなどの特殊な薬の影響や外傷などで発症するようです。(出典:眼科先進医療研究会HPより)
 今号では、誰も逃れられない目の病気、”白内障”についてご案内しましょう。

白内障の原因と症状は

 参天製薬株式会社提供で、筑波大学臨床医学系眼科教授、大鹿哲郎先生監修の「白内障の症状と治療」をもとにまとめています。
◆ 白内障とは?
 端的にいえば、白内障は「水晶体がにごる病気」です。
 水晶体は眼の中の組織(下図参照)で、外からの光を屈折させて網膜に像を写す、カメラのレンズの役割を果たしています。水晶体の中身は、透明な組織でタンパク質と水分で構成されているそうです。つまり、物を見るのに重要な水晶体ですが、タンパク質が変性してにごると”白内障”を発症することになります。

◆ 白内障の原因は?
● にごりの原因は「酸化ストレス」に
 上述のように、白内障は眼の病気とはいうもののタンパク質が引き起こす病気であり、タンパク質がにごる原因は「酸化ストレス」にあるとか。「酸化」は体内のさまざまな器官や細胞がさびてしまうことで、白内障の「酸化ストレス」は”加齢”が最も一般的です。
 この「酸化ストレス」は、加齢以外でも水晶体への紫外線・眼への衝撃・放射能・熱等が挙げられます。
● タマゴに例えるとにごりの理由がわかりやすい!
 タンパク質は熱に弱いとされ、別名「ヒートショックタンパク」とも呼ばれています。
 タマゴを例にとってタンパク質の異常な変性をご紹介しましょう。
 タマゴは、生卵の状態だと白身が透明です。熱を加えると白くなり、硬くなります。これは、熱というストレスで白身の中の細かいタンパク質が異常な状態になって塊(かたまり)となり、光を通さなくなってしまう状態です。(出典:眼科先進医療研究会HP)

◆ 白内障の症状は?
 白内障では眼の水晶体がにごるため、視力が低下します。実際の主な症状は「目がかすむ」といったものですが、こんな症状があれば白内障を疑ってみましょう。なお、白内障だけなら”痛みや充血”はありません。
 ● 目がかすむ
 ● まぶしく感じる(明るいと見えにくい)
 ● 眼鏡が合わなくなる(一時的に近くが見えやすくなる)
 ● モノが二重、三重に見える

白内障の治療と手術(とそのタイミング)

◆ 白内障の予防と治療
 白内障は、一度発症すると薬で治療するといったことができません。とはいえ、予防や治療の余地はないモノでしょうか。
● 白内障の予防は、アンチエイジングで
 白内障の原因は「酸化ストレス」にありますので、身体を「酸化ストレス」から守ることが白内障の予防につながります。加齢性白内障は”老化現象”とも呼ばれるくらいですので、アンチエイジング、抗加齢、抗酸化の考え方が予防にも当てはまります。
 「酸化ストレス」の蓄積要因には”睡眠不足や喫煙、紫外線、脱水状態等”があげられますので、こうしたストレス要因を避けると共に、日常的なアンチエイジング活動~適度な運動、バランスのとれた食事~で、白内障の予防や発生時期を遅らせましょう。
● 白内障の治療は進行を抑制するだけ
 日常生活に支障がない程度なら、眼科医による経過観察をしながら、点眼薬や内服薬での治療で、白内障の進行を抑制できます。つまり、残念ながら進行を遅らせられるだけということになります。

◆ 白内障の手術
 白内障が進行して日常生活に不自由を感じるようなれば、手術を行うことになります。といっても、年を重ねてくれば他にも病気を抱えているはず。そんな場合は、手術方法を工夫したり、全身の状態を見て手術のタイミングを計ります。
● 手術を考えるべきタイミング
 つぎのような状況になったら、手術を考える時期が来たと考えましょう。
 ・視力低下で、仕事にも差し支えが生じてきた  ・外にいるとまぶしくて、極端に見えづらい
 ・視力が0.7以下になり、運転免許の更新ができなくなった

● 白内障の手術前検査と手術
 最近では簡単との認識もある白内障の手術ですが、問題なく手術できるか、眼内レンズ選びのために、つぎのようにさまざまな検査が必要です。
 ・視力、眼圧、屈折検査  ・眼底検査  ・細隙灯(さいげきとう)顕微鏡検査  ・角膜内皮細胞検査
 ・眼軸長検査  ・問診、血圧検査など
 一般的には、手術には術後の管理も含めて3~4日間ほどの入院が必要です。といっても最近では、全身の状態や術後の通院に問題ないケースで”日帰り手術”も行われています。日帰り手術を受ける場合は、通院でき、重篤な合併症がなく、家族の協力が得られることなどが条件となっているようです。
 手術そのものは、にごった水晶体を超音波で砕いて取り出して、人工のレンズ(眼内レンズ)を入れる方法です。眼の手術というと”怖さ”が先立ってしまいがちですが、白内障の手術は進歩し、材質の良い眼内レンズも開発されており、安心して手術が受けられる状況だとか。といっても、良い専門医を選ぶという点は欠かせないように感じます。

お問い合わせは
「英和コンサルティング株式会社/英和税理士法人」まで
無料相談受付中 相続のことならお任せ 03-3491-3811(代) 営業時間/9:00~17:30 定休日/土、日、祝日
メールフォームでのお問い合わせホームページはこちら
おすすめ記事
よく読まれている記事
PAGE TOP