感動相続

文字サイズ大中小

充実ライフ!

年金は何歳から受け取ればおトク?

2017年4月12日

 年金の受給開始年齢は「老齢基礎年金(基礎年金)が65歳から」、「老齢厚生年金が60歳から65歳(段階的に繰り下げられ、将来的には65歳)の間」となっています。オーナー経営者の方や多くの不動産を所有し不動産所得のある資産家の皆さんもご自身が掛けた年金の支給額に興味がある方も多いはずです。一方で一般的なサラリーマン世帯では定年が60歳で再雇用や再就職しなければ5年間は無収入となり安定したセカンドライフを過ごす資金として、受給開始年齢を繰り上げることを希望される方も。ただ、毎月の支給額は早く受け取るほど減額されるので、実際には何歳からもらえば一番得なのか気になります。

受給開始年齢と増減率の関係は?

 繰り上げ受給すると年金額が減額される問題がありますが、一方で日本人の平均寿命は伸び続け、65歳以降も働く方が増えていています。このような方々は年金の受取り時期を繰り下げる選択肢もあり、65歳を境にしたご自身のライフスタイルに合わせた検討が必要になります。
 下図によると繰り上げ受給では60歳受給開始で30.0%の減額で、繰り下げ受給では70歳受給開始で42.0%の増額に。65歳到達者でおよそ38年間勤務して定年を迎え、年間150万円ほどの年金(老齢基礎年金と老齢厚生年金の合計額)が受け取れる方を例にとってご案内しましょう。
 60歳から受け取るとすると105万円、70歳からなら213万円になる計算です。

何歳から受け取るのが一番お得?

◆ シミュレーションしてみよう!
 繰り上げ受給と繰り下げ受給では月々の年金受給額に差があることはわかりました。では総受取額(一生涯で受け取れる総額)はどうでしょうか。下図で総受取額についてシミュレーションしてみましたので検証してみましょう。
 65歳から受け取る年金額(老齢基礎年金+老齢厚生年金)が150万円(年額)と仮定したケースで、

 2015年の日本人男性の平均寿命80歳(1歳未満切り捨て)を例にとると、”67歳からの受給開始”が65歳からの通常支給を抑えて、年金受取総額がもっとも多くなります。一方、女性の平均寿命の87歳(同)では”70歳からの受給開始”が受取総額が最大に。
 もっとも多額となるといっても、通常支給との差額と比べると、男性80歳時点では”メリットは52.8万円”のため、2年間受給を遅らせてのメリットとして多いと思えるかどうかは判断に迷うところです。
※在職中や繰下げ待機中に厚生年金保険の被保険者となったケースでは、老齢厚生年金額から在職支給停止額を差し引いた額が繰下げによる増額の対象となります。

◆ 健康で長生きが一番おトク!

 65歳時点で安定収入が見込める方は、受給開始年齢を遅らせて増額された年金を受け取るのも良いでしょう。ただし、これには「長生き」という条件付きなので、お気を付けください。80歳を超えて長生きされる意欲をお持ちなら、70歳での受取り開始がトータルではもっともおトクといえますが、いくつまで長生きできるかは神のみぞ知るで、よくよく考えなければなりませんね。
 長生きが年金受取りでもメリットありなら、ご自分の健康管理が最重要事ともいえそうです。

お問い合わせは
「英和コンサルティング株式会社/英和税理士法人」まで
無料相談受付中 相続のことならお任せ 03-3491-3811(代) 営業時間/9:00~17:30 定休日/土、日、祝日
メールフォームでのお問い合わせホームページはこちら
おすすめ記事
よく読まれている記事
PAGE TOP