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あんしん経営

新入社員がもう辞めた!?

2017年4月26日

 4月がスタートしてまだ3週間ですが、新入社員がやめてしまった、突然こなくなった…というケースは少なくないようです。”初日で辞めた”、”イメージが違うと辞めていった”、”最初の1ヵ月は雑用だが、どうやらそれが気に食わなかったらしい” などツイッター上でも様々なつぶやきが…。

新人の3割が3年以内で離職!?

◆ 大卒新入社員の13%が入社1年で離職
 厚生労働省の調べでは、大卒新入社員のうち13%が1年以内、10%が2年目で、9.1%が3年目に離職しており、3年以内に31.9%の新卒社員が辞めているという現実が明らかに。離職率は1995(平成7)年以降30%から35%前後を推移しており、大きな変化はありません。
 大量採用する企業ではこの離職率を考慮の上、採用計画をたてて内定を出しているのが実態です。

◆ すぐ辞めると双方いいことなし! 
 入社後すぐの離職は、その後の転職活動でデメリットとなりやすいでしょう。また、応募先には「すぐに辞めるのではないか?」という印象を持たれることにも。
 もちろん、採用側にとっても大きな痛手!新入社員には採用コストや研修コストなどがかかり、冷静に計算すると最初のうちはコストの塊(かたまり)です。会社に貢献できるまで最低3年といわれますので、その前に退職されては大損です。

なぜ新入社員が辞めるのか?

 新入社員の退職理由は、大きく”勤務条件”、”業務内容”、そして”人間関係”に分類できそうです。ただ、どの理由も苦労して入社した会社を辞めてしまうきっかけになるような内容でもなさそうです。「石の上にも3年」などと精神論を押し付けても無意味ですが、辞められるリスクは少しでも減らしておきたいもの。

◆ 勤務条件の不満=仕事がきつい、馴染めない 
 残業が多い、休日が少ない、早起きや通勤ラッシュがつらいなどの不満は、いずれも会社員生活への慣れとともに解消されていくように思われます。
 企業側も勤務条件を正しく伝えておくことが大切です。入社したあとに「こんなはずじゃなかった!」と思われては、結局は退職してしまうことに…。

◆ 業務内容の不満=思っていた仕事・期待していた仕事内容でなかった、 希望した部署に入れなかった 
 世の中、希望通りの仕事に就いている人ばかりではありません。また、コピーとりで事務機器に慣れる、書類を配って部署や社内の人の名前を覚える、電話番で取引先の名前を覚えるなど、雑用といっても無意味なことばかりではないのです。
 指示する側もとりあえず雑用という指示でなく、その目的を説明して理解させることがポイントといえましょう。

◆ 人間関係の不満=嫌な上司がいるなど 
 職場での人間関係は、どんな名門企業でも発生するアタマの痛い問題です。新入社員が会社での人間関係が学生時代とはまったく違うことを理解していなければ、「嫌な上司がいる」ということだけで退職してしまうこともあり得ます。 

辞めない学生の見つけ方

 3月1日には来年卒業予定の大学生の就職活動がスタートしており、「すぐ辞めない社員」を探すため、各社が頭をひねっています。”こんなはずじゃなかった”とならぬよう、事前に学生に会社をよく知っておいてもらうため、こんな手法を活用する企業も…。
● OB訪問の窓口拡大
 ある商社は全社員のうち1,000人を”OB訪問仲介サイト”に登録しました。いろいろな大学出身者が登録されていれば、誰かしら学生がコンタクトをとれるだろうということです。実際、学生がサイトを通じて申し込めば、大学の先輩へのOB訪問ができ、親近感をもって商社で働く社員のナマの声を聞けます。
● 社員紹介制度
 社員や内定者が、知り合いの学生を紹介する仕組みを利用する企業も増えています。採用時には、紹介者に謝礼金を支払う企業もあります。学生は紹介者から会社の良い面、苦労する面などを知った上で応募してくるので、入社後にとまどうことは少ないとされます。
 といっても、この仕組みは「うちの会社を紹介したい!」と社員が思っていることが大前提です。

 

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